懐かしいお話を・・・。

懐かしいお話を・・・。

皆様は落語は好きですか？
新作落語？古典落語のどちらが？
それから、古典落語だったら、「江戸落語」？それとも「上方落語」ですか？

私は・・・上方落語が好きです。

皆様は下記の落語の演目をお聴きになられましたか？
私の大好きな演目です。

大家さんが店子に、「酒（お茶け）に、蒲鉾（大根）、そして玉子の巻焼き（沢庵）を準備して居るから、花見へ行こう！」と云うお笑い話。

噺家に依って、巻焼きが詳しくなり、店子が一口食べ「この卵焼きは辛い・・・」と文句を・・・。当時、武家の卵焼きはお菓子の様に甘く焼いて居ましたが、砂糖が自由に手に入らない町民は出し巻き卵で・・店子は沢庵なので辛いのは当然。

長屋の花見柳家小さん（江戸落語）

貧乏花見桂米朝（上方落語）

下記の「死神」は、江戸落語しか・・・。

死神立川志の輔

死神三遊亭圓生

これも、江戸落語だけの演目。

この噺の設定は、本来は雲州の国（出雲）の松平家の殿様で、寛永年間のなので、噺に登場する殿様は松平直政公の御時世？
しかし、これより後に改変され、殿様が将軍様に、房総の秋刀魚で無く、水戸で獲れた秋刀魚に・・・。
下記のお話は殿様バージョン。

目黒のさんま　金原亭馬生

目黒の秋刀魚　三遊亭円楽（五代目）

それでは、今度は上方落語を・・・。

このお話の舞台が京では無くて、讃岐の国丸亀藩でしたら・・・「讃岐のうどん」・・・

京の茶漬け桂米朝

このお話は時期物で、普通は「お正月」に・・・。

初天神笑福亭仁鶴

皆様面白い話を聴かれて、今日一日を笑顔で過ごしませんか？

美しき飛天の舞・・是非ご覧下さい。
美しき飛天の舞

上方落語
初代桂春團治
大全集BOX CD5枚組